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【SUNNYな日々】~6月1週目~

こんばんは! SUNNY DAY Go です!


今週のテーマは今月のランチのメインに使用する野菜「トウモロコシ」に関して。

原産国は中央アメリカ(中米)で、米・小麦と並ぶ世界三大穀物のひとつに挙げられます。

大航海時代にコロンブス達によって1492年に中米からスペインへと伝わりました。

その後にスペイン→南欧を経て世界各地へと広まりました。

トウモロコシは旧来の穀物と比べて、栽培方法が簡単で収穫量が抜きん出て高いこと、さらには栄養価がとても高い

(高カロリーなのに食物繊維の宝庫!さらにヒゲは漢方としても効能が認められてます。)ことより、小麦等の代用品として、各地で飢えや貧しさに悩む多くの人々の生命を救ってきた為、「貧者の小麦」とも呼ばれました。また、興味深いことには、トウモロコシの呼び名の変化はどのようなルートでトウモロコシが広まったのかを物語っており、その呼び名は南フランスでは「スペイン小麦」トルコでは「キリスト教徒の小麦」イタリア、ドイツ、オランダでは「トルコ小麦」と呼ばれていたそうです。これは、スペインから南欧、そしてトルコ近辺に広がり、そこから欧州各地へ広まった事を意味します。

日本でも例外ではなく、大航海時代の中国である「唐」のキビ、モロコシということからトウキビやトウモロコシという呼び名になり、現在に至ります。因みに日本に伝わったのは1579年で、ポルトガル人によって長崎にもたされました。(約100年の時をかけて伝わるとかロマンティック過ぎる!)その後、北海道で主に栽培され、現在もシェアの約4割は北海道です。


日本でもトウモロコシの呼び方がいくつかあるように、英語でもcone/maizeと二通りの言い方があります。

それぞれ、アメリカ英語は【cone】イギリス英語では【maize】と言います。

何故このように全然違う言い方なのか?それはconeという単語がそもそもイギリスでは穀物全般を示すことにあります。ところが、大航海時代に新大陸アメリカに入植したイギリス人が現地で初めてトウモロコシを発見した時に、見たことのない穀物であり、英語の呼び名がなかった為、トウモロコシの事をIndian cornと呼びました。そこから、現地に移住した人々は、飢えをしのぐ為に原住民にこの穀物の事を直接教わることになりました。そして、トウモロコシが一般的な穀物coneとして認知された為、アメリカやカナダではconeと呼ぶようになったそうです。

では、イギリスでは何故maizeなのか?それはインディオの言語でトウモロコシをmahiz(マヒス)と呼んだのを、スペイン人がmaiz(マイス)と呼び、そこからイギリス英語のmaizeになったそうです。イギリスではトウモロコシはメジャーな穀物としての認識されなかったのかも知れません。



栄養価も高く、歴史的なネタも盛りだくさんのトウモロコシですが、実は食べるだけでなく、油・燃料・建材としても利用されてます。まさにミラクルフード‼


SUNNY DAYでは今月のランチで沢山味わえますので、是非お試し下さい😊


それではまた来週👋




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