【SUNNYな日々】~10月1週目~
こんばんは!
ようやく、まん延防止が解除されて街の灯りが復帰し、テンションMAXの Goです!
今回は野菜シリーズランチも終わってしまったので、ネタを何にしようか困ってたのですが、
10月より新たに加わったチョコレートスイーツにちなんで、チョコレートの歴史に関して書いていきます。
チョコレートの原料である【カカオ】
アマゾン川流域を原産とし、アステカ人やマヤ人が、その木または実を「カーカーアトル」、「カカウ」と呼んでいたのが、スペイン語に転訛したとされており、カカオの学名は【テオプロマ・カカオ】と言います。
「テオ」は男性神、「プロマ」は食物の意味である為、「神の食物」という意味で、その名の通り「カカオ」は、古来より新大陸を代表する高級な嗜好品でした。
では、その当時はどのようにして食べられていたのかというと、カカオの種とトウモロコシの種を一緒に砕き、
それを水で煮て、トウガラシを加えてペースト状の飲み物にしてました。
そして、それを「チョコラトル(「にがい水」という意味)」 と呼んでました。
これが、現在の「チョコレート」の語源です。
アステカ帝国では、カカオ豆は王への献上品や、貨幣として利用され、100粒で奴隷1人と交換できるほど高価なものでした。 16世紀前半にスペインによってアステカ帝国が滅ぼされた際に、皮肉になことにカカオはスペイン人に伝えられました。
その後、スペイン王侯貴族の間で、「チョコラトル」は贅沢な飲み物として流行していましたが、じぶんたちの味覚に合うようにトウガラシの代わりに「新大陸」産のバニラと砂糖を使い、「Chocolate(チョコラテ)」という現在のチョコレートのような甘い飲み物が作られました。そして、それは約100年の間、スペインの貴族達で独占され、
国外不出であったようです。
そして、17世紀初めにスペインの王女がフランスのルイ13世に嫁いだ際に、「ココア」を飲む習慣が、フランス貴族に伝えられ、フランスとイタリアで大流行しました。そうなると、メキシコ産のカカオだけでは供給が追い付かない為、カリブ海の島や南米のベネズエラ等、栽培地が拡大されていきました。最初はスペインが独占販売していましたが、カリブ地域に入植したオランダ人が、ベネズエラのカカオをい手に入れ、ヨーロッパ輸出を開始した為、スペインの独占が崩れました。その後、奴隷制度が廃止され、ブラジル等でも栽培される世になりました。さらに17世紀にスペイン人が植民地であったフィリピンにカカオを移植し、オランダ人がセイロン島とインドネシアの島々に移植、さらに西アフリカにも移植され、赤道を中心とした世界中で栽培されるようになりました。因みにカカオを育てるのに適している赤道を挟んで北緯20度から南緯20度までを、【カカオベルト】と言います。
さらに月日が経ち、19世紀初旬。オランダの科学者コンラート・ヴァン・ホーテン(ヴァン・ホーテン2代目)が、カカオの3分の2の脂肪を取り除く「ダッチプロセス」を発明し、チョコレート・パウダーを作り出しました。それが、まさに現在のココアパウダーの起源で、世界で最も有名なのココア生産会社【ヴァン・ホーテン】社となり、によって世界に広まります。(現在はフィリップモリス社が経営してますが、ブランドとして残ってます。)
そして、19世紀半ばにイギリスの西部でココアバターに砂糖とカカオの粉末を加え、食べるチョコレートが作りだされました。これが、現在一般的にイメージされている固形のチョコレートの起源と言われてます。
カカオの効能
カカオには【カカオポリフェノール】という抗酸化物質が含まれており、これを摂取することで、
「血圧低下、動脈硬化予防、老化防止」の効果があるといわれてます。
他にも、食物繊維による腸内環境改善の効果、「テオプロミン」によるダイエット効果も見られます。
高カカオであるほど、効果は高いのですが、あまり摂取し過ぎると体に良くない為、程々にした方がよいですね😅
この素晴らしき神の食物を、SUNNY DAY では
ショコラショー(ホットチョコ)、アイスショコラ、ガトーショコラ等で楽しむことが出来ます。
しかも、チョコレートはインドネシアから輸入したカカオ豆から、手間暇かけて作られてるチョコレートを使用してます。この機会に是非ともお試し下さい!😀
チョコレートの此処だけのはなし👂
因みにChocolateの英語発音は「チョコレート」ではありません。
英語の感覚ではChoc-o-lateとなります。(最後のeは発音しません。)
リズムで表現すると「タン・タ・タン」のリズムです。
詳しくは4週目に説明しますので、英語に興味のある方は必見です。
では、また来週👋
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